24 1月 10

農作物の栽培を目的とする土地をいう。

より具体的にいえば、農作物を肥培管理(耕うん、施肥、播種(はしゅ)、除草など)して、収穫物を得ることが目的となっている土地のことである。

以上の意味における農地は、農業統計上(作物統計、耕地及び作付面積統計など)、耕地として取り扱われている。

これに対して、農業経営を行ううえで、主として肥料用、飼料用のための採草や家畜の放牧に利用するが、肥培管理をいっさい行わない土地を、採草放牧地(農地法2条1項)という。

農地と採草放牧地とをあわせて農用地(農業振興地域の整備に関する法律3条1号)という。






20 12月 09

灌漑とは農地に人為的に水を注ぐこと。作物に限らず一般に植物は増加乾物重(成長に伴う生体重量増加分から含水重量を除いたもの)の数百倍の水を根から吸収して葉から蒸発させ(蒸通発という)ながら成長する。

この作物の必要水量に都合よく雨が降れば、あえて灌漑する必要はない(そのような作物栽培を天水農業という)。

しかし一般に年降水量が500ミリメートル以下の乾燥地域(たとえば中東、北アフリカ地域など)では灌漑なしには作物栽培は困難であり、湿潤多雨地域でも年間の降雨分布が作物栽培上不適当な地域(たとえば日本を含めた東南アジア地域など)では灌漑が必要となる。

灌漑の目的は、まず作物の生育に必要な水を、降雨を補って人為的に供給することであるが、それに限られるものではない。
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栽培技術の進歩に伴って多様な目的に使われるようになっている。

その結果、灌漑はいまや農村地域の総合用水という性格のものになっている。